登山講習

「安全にハイキングできるようになりたい」という方から、「夏にテント泊で北アルプス縦走」を目標とする方まで。これから登山を始めたい方から、テント泊、地図の読み方(読図)、さらには冬の低山まで。奥多摩などの1000m〜2000m級の山岳が主ですが、夏の北アルプス、谷川岳で講習を行うこともできます。

登山体験
登山入門
テント泊入門
冬の低山ハイク入門

登山体験

内容:

指導内容は特に意識せず、まずは初めての山歩きを成功させましょう。

コメント:

まずは、登山の最初の一歩。奥多摩、丹沢、秩父、あるいはお客様のお近くの山域で行います。東京ならば、「遠足ハイキングから、いざ奥多摩の中級山岳へ」というイメージです。

登山の基礎習得以前に、まずは「あの山に行ってみたい(富士山や東京都最高峰雲取山など)」という気持ちが先走る方も多いはず。まずは、どんな山に登りたいかを含めて相談されるというのも1つの方法ではないでしょうか?もちろん、「とりあえず、どこでも連れて行って下さい」という方にこそ、このコースがお勧めです。

登山入門

内容:

計画書の書き方、装備の揃え方、山岳保険の紹介から始まって、歩き方、大まかな天候判断など。

コメント:

「山の基礎は歩きにある」とは昔も今も変わらず。「山を始めるぞ!」という意気込みのある方には、奥多摩などの身近な低山でみっちり基礎を学びましょう。

例えば、下山が遅れたときに捜索の手がかりとなる計画書、雨や風への対処、安物で済ませられる道具としっかりした物を買いたい道具、バテにくい歩き方や休憩方法を学びます。さらに上を目指す方には、体力・技術のレベルアップのための目標設定などをアドバイス。

お客様を単にガイドするのではなく、盛り沢山な講習内容で、お客様の今後の登山をより安全で、より可能性あふれるものにできれば幸いです。

テント泊入門

内容:

テント用の装備から始まって、テント生活のコツや注意点。

コメント:

テントを使えば、行ける山が圧倒的に広がり、山小屋利用には無かった“自分の力で”という達成感を味わうことができます。山小屋利用よりも安い金額で足繁く山に通うことができ、仲間とのテントの夜を楽しむことまでできてしまいます。

テント初心者がやってしまいがちな荷物の持ち過ぎ、逆に装備不足で不快なテント生活など、山業界の相場を知るのが一番。さらに冬山やバリエーションを目指す方は、効率的なテント生活は必修技術です。

まずは、奥多摩などの低山でテント生活を味わってみませんか?

冬の低山ハイク入門

内容:

軽アイゼンとストックで始められる冬山に入る方法。寒さ、雪と冬ならではの要素への対応方法。

コメント:

奥多摩の1000m前後の低山(川苔山、日ノ出山など)でも、条件が悪い日には本格的な冬装備でなければ太刀打ち出来ません。しかし、雪はあっても数十センチ、1週間安定した天気の後なら日陰にしか雪がないような状態も日常茶飯事です。ほとんど雪が無い状態で冬用登山靴&アイゼン・ピッケルで山へいくのも馬鹿馬鹿しいもの。そんなときは、ハイカットのしっかりした靴とストック、そしてザックに軽アイゼンを忍ばせれば安心です。

もちろん、寒さや風の冷たさは、都心の比ではありません。油断すると手袋があっても凍傷になりかねません。ほんの僅かの雪が溶け、薄い氷が張って危険箇所が現れることもあり、学ぶことは案外多いでしょう。

本格志向であっても、単独の方、慎重な方はこのぐらいから始めることをお勧めします。最初から雪上訓練を受けても、すぐに自分の力で雪山に立ち向かうのは難しいでしょうから。

誰でも始めることができ、時として本格的な雪山のような素晴らしい景色に出会えることもあります。「山は夏だけ」なんて言わずに、低山だけでも1年中楽しんでしまいましょう。



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